ボーイスカウトって何だろう?何をするの?ボーイスカウトは20世紀初頭にイギリスで生まれた青少年運動です。自然を舞台に、青少年の自発活動として行われることに特色があります。以下はボーイスカウトについての簡単な紹介です。
スカウト(scout)とは斥候や先駆者を意味する英語で、今日では20世紀初頭にイギリスで生まれた青少年運動とその参加者を意味する言葉でもあります。ボーイスカウトの目的は、より良き社会人を生み出すことです。

次にボーイスカウトの主な特色をざっと以下にあげます。
これが全てではありませんが、こういった運動の特色の基礎となるのが、2大制度と呼ばれる班制度と進級制度です。
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学校では同年齢の生徒が何十人かでクラスになり、先生から直接授業を受けますが、ボーイスカウトでは年齢の異なる少年が約8人集まって班を作り、その中でリーダーシップの取れる少年が班長になります。班が集まって隊になり、隊には隊長を始めとする成人指導者がいます。成人指導者は班長の指導をしますが、それ以外の班員の指導者班長がします。このボーイスカウトのシステムを班制度(Patrol System)と言います。
班は世界中どこの地域社会にもある(あった?)自然発生的な少年の集団を模したもので、日本で言えば班長はたよりになるガキ大将といったところでしょう。こういった集団の中では、少年は自発的に行動することを自然に学び、自分がリーダーになったときに何をすればよいか考える力を身につけることができます。また、隊という組織は実社会の縮図でもあります。
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班はある程度年齢の違う集団ですが、年代に応じたプログラム実施のためにボーイスカウトは5つの部門(隊)に別れて活動し、順次上進していきます。
(注:ボーイスカウトは9月上進です。26歳以上のスカウトは指導者または団委員として奉仕することになります)

ビーバースカウト年代はプログラムのほとんどを大人が用意した遊びの要素が占めますが、年代が上がるにつれて自主的かつ奉仕的な要素が大きくなっていきます。また、各部門では努力目標の達成に応じて魅力的なデザインのバッジを取得し、制服につけていきます。これはボーイスカウトの大きな特色で、スカウトたちの意欲を高める効果があります。たくさんのバッジをつけたスカウトは年少者のあこがれの存在であり、またつける本人にとってバッジは責任・使命感の象徴でもあるのです。これらのボーイスカウトのシステムを進歩制度(Award system)と言います。
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その名からもわかるようにボーイスカウト部門(隊)がボーイスカウトの基本となるものです。小学校5年の9月以降、入団を希望する少年はいつでもちかいをたてることによってスカウトになることができます。これは少年に限らず成人の指導者も同じです。ちかいは世界のスカウトにほとんど共通のものであり、ちかいをたてることはその仲間入りをすることを意味します。スカウトのちかいは以下の通りです。
私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます
一、 神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります
一、 いつも、他の人々をたすけます
一、 からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います
スカウトのおきては8条からなり、ボーイスカウトとしての生活の指針となるものです。
またスカウトにはモットーとスローガンがあります。
そなえよつねに
日々の善行
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ビーバースカウトは小学校入学直前の9月から入隊でき、ボーイスカウトの仲間入りをする前にみんなで仲良くなることを目的にしています。ビーバー(beaver)は北米にいる動物でコロニーと呼ばれる生活共同体を形成することが知られています。
保護者も一緒にプログラムに参加でき、工作や野外のゲームなどの遊びが中心の活動です。班制度はなく、集会に参加すると「木の葉章」がもらえ、年齢に応じてビーバー→ビッグビーバーと進級します。
ビーバースカウトはまだちかいをたてていないのでやくそくやきまりがあります。

ぼく(わたくし)はみんなとなかよくします
ビーバー隊のきまりをまもります
なかよし
カブスカウトは小学校2年の9月から入隊でき、ボーイスカウトの仲間入りの準備となる活動をします。カブ(cub)は狼や熊の子供を意味します。
隊の中には複数の組(デン=巣)があり、組にはカブスカウトの組長はいますが、成人の指導者(デンリーダー)やボーイスカウトの先輩(デンコーチ)の指導の下活動します。チャレンジ章という個々の趣味や目標に応じた選択課目があり、年齢に応じてりす→うさぎ→しか→くまと進級します。このようにカブスカウトではボーイスカウトの基本である班制度と進歩制度の基礎を学び、野外で仲間たちと元気に遊んだり年少のスカウトの面倒を見ることを知ります。キャンプは舎営です。
カブスカウトもまだちかいをたてていないのでやくそくやきまりがあります。
ぼく(わたくし)はまじめにしっかりやります
カブ隊のさだめをまもります
いつも元気
ボーイスカウト隊はその名の通りもっとも基本となる活動をします。小学校5年の9月からちかいをたてて入隊できます。

スカウトは動物や自然物から名を取った班のメンバーとなり、班長の指導の下ハイキングやテントでのキャンプなどの野外活動や奉仕活動を行います。年齢に応じた進級はなくなり個々の努力・目標達成に応じた進級となります。スカウト→初級→2級→1級と進級し、さらに1級スカウトの中でも特に努力をし認められたスカウトは菊へ進級します。
ベンチャースカウトは基本的に中学3年生9月から18歳までの部門で、より高度で冒険的な野外活動や奉仕活動を行い、すべてのプログラムはスカウト自身が企画します。
班に加えて同じ興味を持つメンバーによるプロジェクトチームという要素が加わり、プロジェクトチームは時として隊や団という枠を超えて編成されます。分野別のアワードがあり、特に高いレベルの個人プロジェクトを達成したスカウトはボーイスカウト最高の進級である富士スカウトに進級します。富士スカウトを目指すスカウトは特に20歳までベンチャースカウト隊へ残留することも出来ます。
ローバースカウトは18歳以上の部門であり、奉仕と高度な個人プロジェクトがその活動の中心となります。ローバー(rover)とは人生の旅人を意味します。
指導者として各隊のスカウトの指導にもあたり、より良き社会人となるための目標を個々に設定して活動します。ローバー隊の隊長は助言者であり、すべての隊活動・運営はローバースカウト自身によって行われます。
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ボーイスカウト(スカウト運動)は20世紀の初め、イギリスのボーア戦争の英雄であったロバート・べーデン・パウエル(以下B-P)によって提唱されました。

B-Pは軍人時代の経験を少年の教育に活かそうと考え、ブラウンシー島で実験キャンプを行い、「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著しました。これがベストセラーとなりボーイスカウトが生まれたのです。
B-Pは当初自前の団体を作ってスカウト運動を行うつもりではなく、YMCAなど既存の少年団体にスカウト運動の考えを取り入れることを意図していたようです。ですが「スカウティング・フォア・ボーイズ」を読んだ少年たちはこぞって班を作り、知り合いの大人に隊長になってもらって隊を編成するようになったのです。ボーイスカウトは誕生の時点から少年自身によって作られたものであり、少年の自主活動であったことは重要なことです。
B-Pは少年たちによってスカウトの「世界の総長」に推され、年齢的な広がりの中でウルフカブ(カブスカウト)やローバースカウトが生まれ、また少女たちはガールスカウトを名乗って活動をするようになり、スカウト運動は瞬く間に世界中へ広がっていったのです。(ちなみに現在では男女混合でスカウト運動を行う国が大半となっており、日本でもボーイスカウトでは女子を受け入れています)
その誕生から100年にならんとする今日、スカウト運動は人種や宗教の壁を越えて世界中216の国と地域に広がり、その「平和の騎士」としての存在はますます大きなものになっています。
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Kyoto65(K) - ボーイスカウト京都第65団(C)